長崎女一人旅!軍艦島や旧グラバー邸で歴史を感じる秘訣とは?
こんにちは。ハッピーアドバイザーのリオです。
今回は幕末・明治の表舞台で栄えた長崎のおすすめスポットと楽しみ方をご紹介致します。
長崎は幕末に海外との貿易の入り口にもなったため、様々な産業革命の跡や西洋文化が見られます!
一人旅にもぴったりな場所なんです!
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目次
軍艦島
まず一つ目は、長崎の中でも2015年に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録され注目を浴びている「軍艦島(端島)」。島自体が廃墟だなんて一体どんな世界が広がっているのだろう…と興味を抱き一人旅しました!
個人旅行でもツアーに申し込まないといけなく、入れてもほんのわずかなエリアしか立ち入れないまさに長崎の秘境。そんな軍艦島のおすすめポイントと行き方のアドバイスをご紹介します!
軍艦島を推薦する理由
軍艦島と言えば「島全体が廃墟の島」というイメージがありますが、軍艦島はただの島ではなく、近代未来を支えた炭鉱の島です。
その炭鉱の場が1974年に閉山となり、今も廃墟となって存在して1つの歴史と文化を築いた島が当時のまま残っています。
その壮大な廃墟に足を踏み入れること、歴史を肌で感じられること。他の場所では味わえない感動がありますよ。
軍艦島を一人旅にするといい理由、一人旅ならではの楽しみ方
誰かと行くと人と感動を分かち合いますが、一人で行くと一人で感動を噛み締められます。
どちらがいい、ということではないですが、自分の世界で自分の解釈で感動できることはとても良いことだと思います。
自分のタイミングでゆっくりとその歴史に浸る…一人旅の醍醐味ですね。
実際に軍艦島に行って体験して感じたこと
軍艦島へは上陸ツアーでしか行けませんが、そこでのガイドのお話がとても上手く話しに巻き込まれます。
全盛期の軍艦島の人口は5000万人という世界最大の人口密度であったこと、環境破壊や強制労働や負の面もあったが人々の絆と温かさで結ばれていたこと、元島民の方が「そこに故郷があるのに帰れない。原発事故で帰れない福島の人のようだ」と言っていたこと。
そして何より、「この軍艦島の姿が見れるのは、今日で最後かもしれない」ということ。軍艦島は何度も調査されていますが、今だに保存の仕方がわからないんだそう。台風が来れば建物が壊れるかもしれないし、波が高ければ簡単に打ち上がります。
そんな話を聞いた上で今自分がその軍艦島に立っているんだと思うと、儚い想いにかられます。こんな感動が体験できる場所はなかなかないと思いますよ!
軍艦島に行く前と行った後の印象の違い
実際に足を踏み入れる場所は島のほんの一部であり、行く前に世界遺産に登録された時に写真でも見ていたのですが、写真では感じられない人の温もりを感じました。
写真ではただ冷たいおどろおどろしい廃墟というイメージがあったのですが、上陸ツアーでは当時の話も聞け、遠くに見えるマンションやアンテナから、微かに人が生活していた温もりを感じます。
行く前は軍艦島の壮大な廃墟の景色を楽しみに行く方が多いと思いますが、実際に行くと歴史だけではなく、人の繋がりを感じられます。
これから軍艦島へ行こうとする人に一言アドバイス
軍艦島へ行くには上陸ツアーの参加でしか行けません。上陸ツアーは何社か行っていますが、人気のツアーのためすぐに満員になってしまうので早めに予約するといいです。
しかしギリギリでもキャンセルなどで乗れることも多いそうです。私は上陸ツアーは予約しないと行けないことを知らなかったのでホテルの方に相談したところ、空席が出たツアーを見つけてくださり前日でも参加できました。
ツアー会社によりますが、軍艦島へ行く船が中の一階層と甲板の二階層に別れている場合、一番いいのは一階の端の席です。二階は波風に晒されるのでとても寒いです。なのでなるべく他の参加者より早く集合場所へ行って船の端の席を狙うといいですよ!
上陸の前に軍艦島の周りを周遊してくれるのですが、端の席にいた方がよく見えますしいい写真が撮れます。右からも左からも見れるチャンスがあるのでどっちの端でも大丈夫です。
また天候によって波が高いと上陸できない、ということもあるそうなのでなるべく良い天候の日を狙うといいです。
上陸ツアーを行っている会社は何社かありますが、私が行ったのは軍艦島クルーズ株式会社が行っている軍艦島上陸クルーズです。何よりガイドのお話が素晴らしく、ここなら間違いないです!
写真も沢山撮りたくなるし、もっと奥まで見たくなりますが、ツアーの時間は限られていますし、保存状態も決して良いわけではないので、ガイドさんの注意事項は必ず守って下さいね!
軍艦島に足を踏み入れれば、とても良い「体験」として思い出に刻まれることと思います。ぜひ長崎観光には候補に入れて下さい!
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旧グラバー住宅
二つ目のおすすめスポットは、軍艦島と共に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録された、旧グラバー住宅です!
なぜ住宅が世界遺産に…?と思うかもしれませんが、この住宅の主、トーマス・ブレーク・グラバーは、この地で貿易商を始め、武器弾薬、中古軍艦の輸入を行い、他にも炭鉱、造幣、三菱の顧問、キリンビールなどで活躍し、まさに日本の産業革命に貢献した場所なのです。
旧グラバー住宅を推薦する理由
日本に現存する最古の木造洋風建築物、その建築の美しさに魅了されながら、軍艦島と共に世界遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録されるほどの産業革命に貢献し、世界に開いた幕末の芽吹きを感じられます。
住宅までの道は銀座通りのようにお洒落で美味しい店が並んでいて、カメラ女子にもオススメのスポットなんです!
旧グラバー住宅の一人旅ならではの楽しみ方
可愛い色合いの建築物、家具、お洒落な店、美しい庭園、遠くに見える長崎造船所など、写真に撮りたい景色が沢山あるので、自分のペースでゆっくりと撮影を楽しめます。
敷地内にはカフェもあるので、華やかな庭園や建築物を見ながらゆったりお茶をするのもおすすめですよ!
実際に旧グラバー住宅に行って体験して感じたこと
とにかく洋風建築の建物や内装が美しく感動します。
日本の家では見ることのできない淡い色合い、それでいて威厳のある佇まい、日本の近代技術を支える目的がありながらも美しい庭園など、暮らしとしての豊かさも忘れない造りです。
旧グラバー住宅に行く前と行った後の印象の違い
行くまでは「美しい洋風建築物」という印象でしたが、実際に行って見ると、船員達が泊まるためのドックハウスや長崎伝統芸能館、学校などもあり、「美しい洋風建築物」でありながら「日本の産業革命を支えた場所」であるのだと感じました。
住宅からは造船所や長崎の街並みも眺められ、坂本龍馬や長州藩もこの眺めを見たんだなーと幕末の志士気分にも浸れますよ!
これから旧グラバー住宅へ行こうとする人に一言アドバイス
土地が高いところにあるので、周辺の教会を周りながら行く時や降りる駅によっては登り坂がキツイです。しかし住宅に行くまではグラバースカイロードというエスカレーターに乗れるので、登りながら長崎の街並みを眺められて楽しいです。
グラバー園だけでもたっぷり楽しめますが、周辺にも洋風の建物が沢山並んでいたり、近くに大浦天主堂あるので、周辺地域もゆっくり楽しんでほしいです!
お土産屋の通りでは長崎名物のカステラを食べて下さいね!ぜひ視覚でも味覚でも楽しんで下さい♪
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