男一人旅に東北宮城へ!おすすめモデルコースは白石城から?

今回は、宮城に男一人旅するならここ!というスポットをご紹介します。



伊達政宗ゆかりの地として有名な宮城を、意外な観点から追ってみますね。



カップルでデートするには少し物足りないですが、一人でゆっくりじっくり堪能するのにおすすめのスポットです。



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男一人旅の宮城おすすめスポット①古城ファン必見!白石城




白石城は、伊達政宗の片腕として活躍した家臣・片倉小十郎の城として有名です。



慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦の直前、豊臣秀吉に奪われていた白石城周辺の地域を攻略し、再び伊達領として以後明治維新まで260余年間にわたって片倉氏の居城でした。



私が白石城をおすすめする理由は、木造建築であるという点ですね。



日本のお城なんてみんな木造じゃないの?と思われる方もいるかもしれませんが、実はほとんどの復元されたお城は鉄筋建築になってしまっているのです。




これに対し、現在の白石城三階櫓(天守閣)は、平成7年3月に復元されたものでありながら、全国的にも数少ない木造復元を実現しています。



補強金具は一切使わず、木材は柱が吉野ヒノキ、化粧材は青森ヒバ、山陰地方の松丸太、赤杉とすべて国産材で作られ、壁も土壁で漆喰で仕上げるというこだわりぶりで、歴史ファンや古城ファンにも評判が高いです。



私がこれを見て感じたのは、まさに戦国時代当時の雰囲気でした。



そんな再現度の高い白石城の天守閣ですが、普段城主が住まいとして使用していたのではなく、武器等の保管場所となっていました。



半ば物置のような感じですが、物見櫓としての役割も兼ねていたため、敵の情勢を見ながら軍議を開くことも可能だったといわれています。



私は白石城が住居でなく物置だと聞いて他のお城と比べると地味で見どころがないのかなと思っていましたが、1階の外壁回りの武者走りなど、細かいところまで再現されており、最上階からは蔵王連峰をはじめ自然豊かな景色を堪能でき、実際に行ってみると期待以上でした。



実際の白石城を一番おすすめの時期である、桜の季節にピンクと白のコントラストの雰囲気を動画でも見ることができます。以下の動画もぜひチェックしていってくださいね。







アクセス:公共交通機関を利用する場合、JR東北本線白石駅下車、徒歩15分。車の場合、東北自動車道白石ICから10分。有料駐車場あり(100台)。
開館時間
<4月〜10月>
9:00〜17:00
<11月〜3月>
9:00〜16:00
休館日:12月28日〜12月31日
入館料
<白石城>
大人300円、小中高生150円。
<立体ハイビジョンシアター>
大人300円、小中高生150円。
<武家屋敷>
大人200円、小中高生100円。
<共通券>
大人600円、小中高生300円。
公式サイト⇒http://www.shiro-f.jp/shiroishijo/index.html



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伊達氏の堅城・仙台城跡




あと宮城に来たら、必ず寄っておきたいのは仙台城跡です。



仙台城は、初代仙台藩主伊達政宗によって造営され、仙台市内を一望する青葉山に築城したことから、青葉城とも呼ばれています。



その立地から堅城として名を馳せ、ついに一度も攻撃を受けないまま明治4年(1871年)の廃藩置県により仙台城は明治政府の管轄となり、その後仙台城本丸の建物は明治7年(1874年)頃までに解体されました。さらに明治15年(1882年)には火災に遭い、その建物のほとんどが焼失してしまいました。



その後も震災や火災、空襲などの憂き目にあい、現在はほとんど建物はないんです。



しかし、それでも私がおすすめするのは、堅固な要塞として機能していたであろう石垣は当時のまま残っていたり、有名な伊達政宗の騎馬像を見ることができるからです。



行く時間帯は昼間に行くのも良いのですが、夜間がおすすめ♪




仙台城跡は現在青葉山公園となっているので、夜間でも入ることができ、夜間はライトアップされるので、一味違った石垣や伊達政宗像を見ることができるのでオススメです。



私は実際行ってみて城跡ということであまり期待せず行きましたが、実際に行ってみると石垣は迫力があり、伊達政宗像もテレビなどで見るよりずっと大きく感じましたね。



もちろん、歴史をより学びたいという方は、政宗公が書いた文書や着用した具足、刀などが展示されている青葉城資料展示館が用意されていますよ。



歴史大好きな私は、このあと岩手の平泉まで足を伸ばしました。



江戸時代には平泉は伊達藩領となっており、伊達公と大変ゆかりが深いんです。



平泉についてはこちらの記事でご紹介しています。



⇒男一人旅は東北岩手で決まり!平泉と諏訪小路がおすすめ!



仙台城には、CGで仙台城と城下町を再現した「バーチャル仙台〜よみがえる仙台城・城下町」が設置してあります。



このCGの出来は素晴らしいもので、下手に復元するよりも臨場感があり歴史を感じられるのではないかと思うくらいでした。



実際の城の様子や町並みがどのようなものだったのか気になる方は立ち寄ってみると良いでしょう。



城跡ということで、実際にお城があるわけではないため、もともと私はあまり期待していなかったのですが、実際に行ってみてゆっくりと歩きながら、立派な石垣を眺めつつ想像を巡らせ歴史に思いをはせるのもいいものでした。




こうした旅こそ一人旅にぴったりですね♪




アクセス:公共交通機関を利用する場合、JR仙台駅西口バスプール15-3番より観光シティループバス「るーぶる仙台」で約20分、「仙台城跡」下車。または、同駅西口バスプール9番より仙台城跡方面行きで約25分、「仙台城跡南」下車。車の場合、東北自動車道宮城ICから国道48号線経由で15分。
料金無料(青葉城資料展示館は大人700円、中高生500円、小学生300円)
営業時間:年中無休(青葉城資料展示館は9:00〜17:00(11月4日から3月31日は〜16:00)、メンテナンスのため臨時休館あり)
公式サイト(仙台城跡)⇒http://www.sendaijyo.com
(青葉城資料展示館)⇒http://honmarukaikan.com/tenji/index.htm



まとめ




いかがだったでしょうか。



宮城といえば伊達政宗。ベタといえばベタですが、ゆっくりと城巡りできるのは一人旅ならでは。是非一度訪れてみてくださいね。



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