男一人旅は台湾で!日本ゆかりの台中おすすめ観光スポット3選!

今回は、台湾に男一人旅特集第2弾!



前回は台湾北部を中心に見てきました。



以下のサイトを参考に旅程の一つに組み入れてくださいね。



⇒男一人旅で行く台湾旅行3選!おすすめのお土産とグルメはどこ?



今回は、台湾中部を中心に見ていきます。



情緒豊かな国民色を味わうのもあり、自然豊かな景勝地を訪ねるのもあり!



しかも日本人だからこそ楽しめる観光スポットを解説を入れながら紹介していきます。



ぜひ、あなたの台湾旅行の参考にしてくださいね。



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台湾男一人おすすめスポット1
阿里山




まず台湾中部で行っておきたいのは、大自然のアミューズメントパーク、阿里山(ありさん)です。



阿里山は、約250年前、山で狩をしていた 鄒族(ツォウぞく)の阿巴里という人物によって発見されました。海抜2500メートルと高く、台湾最高峰の玉山の西側に位置し、玉山山脈の支脈となっています。



私が阿里山をおすすめする理由は、日本と関わりが深い山だからです。



そもそも台湾はかつて日本が統治していたことは周知の通りですが、その日本統治時代の1906年、日本人の小笠原富次郎がこの阿里山で樹齢3000年以上のヒノキを発見しました。



その大きさというのが、高さ約52メートル、太さ約4メートルの大木!



ただ、残念ながら腐敗が進んでしまい1998年に切り倒されてしまいました。しかし、それまでの間「阿里山神木」として信仰を集め、地元の人々に親しまれました。



阿里山ではこのヒノキだけでなく、樹齢1000年を超える木々や植物が見られるのも見所の1つ。



阿里山を登るには、阿里山森林鉄道を使います。



この阿里山森林鉄道も日本が大きく関わっており、もともとは日本統治時代に阿里山の豊富な森林資源の輸送を目的に敷設されたもの。全長は約71キロメートルにも及び、世界三大山岳鉄道の1つに数えられています。



圧巻な蒸気機関の森林鉄道の動画は以下のサイトをご覧くださいね!







この道中、その豊かな自然を見ることができるのですが、私が実際に見て驚いたのは、目的地に近づくにつれ風景が劇的に変化し、全く飽きさせないということです。



まず、出発点である嘉義から独立山までの間は熱帯気候に属するため、車窓からはバナナやアロエ、ヤシなどの南国の木々を見ることができます。



さらに標高が高くなると、徐々に気候が涼しくなり、暖帯では竹林や茶畑、温帯では杉、松、ヒノキといった樹木が見られるようになります。




阿里山に着くと、ウォーキングコースが整備されており、森林浴を楽しむことができますよ。



リゾート地としてかなり発展しており、宿泊施設もあります。一泊して、ご来光を見に行くのも良いでしょう。



阿里山の景色は評判が高いことは聞いていたのですが、実際に行ってみると期待以上のもの♪



阿里山へはタクシーやバスでも行くことができますが、道中も楽しみたいなら絶対に鉄道の方がおすすめですよ。




営業時間:24時間
入場料:大人150元(平日)・200元(休日)、65歳以上10元、学生以下100元
公式サイト⇒阿里山国家風景(日本語版)




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台湾男一人おすすめスポット2
日月潭




次におすすめするのは、台湾有数の景勝地、日月潭。



日月潭は今から約2000年前に偶然発見された天然湖で、台湾有数の景勝地として知られています。



私がこの日月潭をおすすめする理由は、日月潭そのものも景色が素晴らしくそれだけでも訪れる価値はあるのですが、より注目すべきはその湖畔にある歴史的建造物にあります。



湖畔の北部にある文武廟




前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、前殿には孔子が、中殿には岳飛と関羽が祀られている文武廟は、1938年に建立されました。



これを聞いて、私はあれ?意外と歴史は浅いんだな、と思ったのですが、その理由は建立の経緯にあり、しかも日本と大きな関わりがありました。



今でこそ台湾最大の淡水湖である日月潭ですが、日本統治時代に水力発電所設立に際し貯水池とするため工事が行われるまでは小さな湖でした。この工事はさまざまな苦難があって1934年に完了し、アジアトップクラスの規模を誇る大観水力発電所として現在も台湾経済を支えています。



そして、この工事で濁水渓から水を引いた結果、水位が上昇し、日月潭は現在の大きさになったわけですが、そこで湖畔にあった龍鳳廟と益化堂という二つの廟が水没しそうになったため、これらを合併して今の場所に建立されたのが文武廟なのです。



その後も何度か改修が行われ、1999年9月の大地震によって大きく傾いたといわれますが、現在は震災前と変わらぬ状態に復興されています。



「廟」はお墓という意味ですから、行く前は地味なイメージを勝手に持っていましたが、そんなことは微塵もなく、派手で繊細な装飾がきらびやかで、つい時間を忘れて眺めてしまいました。



かつて日本人の苦労があったことにも思いを馳せながらこういった建造物を見るのも感慨深いですね。



三蔵法師ゆかりのスポット・玄奘寺




もう一つ見ておきたいスポットは、玄奘寺です。



玄奘寺は日月潭の湖畔南部の高台に位置し、西遊記でよく知られる玄奘大師(三蔵法師)の遺骨が祀られていることで有名なんですよ。



三蔵法師の遺骨は本堂にあたる建物の最上階の中国式灯篭の中に収められており、直接見られるわけではありませんが、一見の価値はあります。



また、高台にあることから、ここからの日月潭の眺めは最高で、森林浴をしながら歩いて訪れるのも良いですね。また時間がなければバスでも簡単にアクセスすることができます。



日月潭は台湾有数の観光地ということもあり、休日に訪れると観光客の雑踏にうんざりしてしまいますが、その中でも玄奘寺は比較的静かなことが多いので、その点でもおすすめですよ。



まとめ




いかがだったでしょうか。



今回は、日本と関わりの深い台湾中部の観光スポットを中心にご紹介してきました。



日本人なら一度は行っておきたい厳選スポット!ぜひ男一人旅の参考にしてみてください。



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