男一人旅を東北福島で!観光おすすめは若松城!意外な魅力とは?

今回は、福島に男一人旅するならここ!というスポットをご紹介します。



福島と言えば、新撰組ゆかりの地・会津若松が有名ですよね。



また、会津は、東北の要所として葦名・伊達・蒲生・上杉・保科・松平と数々の大名が治めた歴史があるんです。



そんな歴史探訪をするにも、特におすすめのスポットを今回厳選してお伝えします。



スポンサーリンク





男一人旅東北福島おすすめスポット①:若松城(鶴ヶ城)




そんな会津若松で絶対に立ち寄っておきたいのは数々の大名の牙城となった若松城。



若松城は鶴ヶ城とも呼ばれ、歴史ある城跡として親しまれています。



戊辰戦争の激しい戦場の一つとなり、白虎隊をはじめとする様々な悲劇を生んだ地ですが、皮肉にもこの戦いが会津を全国に知れ渡らせるきっかけになりました。



若松城はその悲劇を現在に伝える城跡でもあります。



若松城は、当時、新政府軍の猛攻の前に劣勢に立たされながら、籠城し1か月もの間落ちることがなかったことから、難攻不落の城と謳われました。



その後、明治7年に廃城となりましたが、昭和40年に再建され、現在は会津の歴史を伝える若松城天守閣郷土博物館となっています。



まず、城の外観は、平成22年から黒瓦だった天守の屋根瓦を明治時代に解体される以前の赤瓦葺に復元する工事が行われ、現在は幕末当時の姿になっているんですよ。



実は、文禄2年(1593年)に蒲生氏郷によって初めて天守閣が築かれた当時は全て黒っぽい「いぶし瓦」だったんです。



ただ、積雪が多く気温が低い東北地方ではひび割れが多発したため、寛永20年(1643年)に会津領主となった保科正之の時代に瓦改良が進み、割れを防止する鉄分を多く含んだ釉薬を施した「赤瓦」が使用されるようになったんですね。



この赤瓦をまとった天守閣は日本で唯一のもので、口コミでも日本のお城としてはちょっと違和感があるという感想を持っている方も多くおられますが、私は白い壁に赤い瓦が映え、非常に美しいお城だと思ってます。



また、当時のものがそのまま現存する石垣は、建設の変遷を示すように3種類の積み方を見ることができるので、これも必ず見ておきたいところです。



次に、城内は前記の通り博物館になっており、走長屋・干櫓、塩蔵、1層、2層、3層、4層、5層に分かれています。



鶴ヶ城の歴史と会津の遺産、領主の変遷、幕末の動乱など、充実した展示がなされていますが、塩蔵を除いて現存する遺構はなく、鉄筋コンクリートで完全に近代化されています。



この点で、内部も当時のものが復元されているものと期待して行くとガッカリするかもしれません。



しかし、逆に言えば博物館としてはかなり充実していて空調もあり見学しやすいものになっています。



歴史を知りたい私としては、かなり見応えのある博物館でした。歴史好きにはぜひおすすめしたいお城です。



そうした日本の構造美・建築美を様々な角度から眺めることのできる動画を以下のサイトで紹介してますのでぜひチェックしてくださいね。








開城時間:8:30〜17:00(入場締め切りは16:30)
休館日:無休
入場料:大人410円、小人150円(茶室麟閣共通券510円)
アクセス:公共交通機関を利用する場合、東北新幹線で郡山駅を下車し、磐越西線で会津若松駅まで行き下車。そこからまちなか周遊バス「はいからさん」で鶴ヶ城入り口下車。
車の場合、東北道→東北自動車道→郡山JCT→磐越自動車道/新潟方面→会津若松IC下車。
公式サイト



sponsored link





男一人旅東北福島おすすめスポット②:白虎隊悲劇の舞台・飯盛山




次にご紹介するのは、白虎隊十九士の墓・飯盛山。



鶴ヶ城で会津の歴史を学んだら、併せてここにも訪れておきたいですね。



戊辰戦争のおり、16~17歳の少年たちで編成された白虎隊士中二番隊。



戸ノ口原の戦いで決定的な打撃を受け、負傷者を抱えながら郊外の飯盛山へと落ち延びた20人は、市中火災の模様を目にし、さらに鶴ヶ城の黒煙を見て落城を知り(実際の落城は1ヶ月後であり、これについては諸説ある)全員が自決しました。



20名のなかで1人だけ蘇生した飯沼貞吉によって、白虎隊の忠義と悲運の物語は広く人々に知られるところとなりました。



白虎隊の悲劇の歴史は有名なのでご存知の方も多いかと思いますが、なんとなくしか知らないという方は是非以下の「会津の歴史」を参考にしてくださいね。



⇒(財)会津若松観光ビューロー



さて、そんな白虎隊にゆかりのあるスポットが多くあるのが飯盛山です。



代表のおすすめスポットは以下の4つ。




●自刃した隊士19名が眠る「白虎隊十九士の墓」
●1928年に白虎隊士をたたえて当時のイタリアの首相ムッソリーニから贈られた「イタリー記念脾」
●1935年に白虎隊士の行動に感動したドイツ大使館付武官ハッソウ・フォン・エッドルフ大佐から贈られた「ドイツ記念脾」
白虎隊自刃の場



百聞は一見に如かずといいますが、文章で読んだ上で実際に自刃した場を見ることにより、隊士たちの無念や悲しみをより深く感じとることができました。



近隣には、白虎隊伝承史学館、白虎隊記念館などもありますので、より深く知りたいという方は立ち寄ってみると良いでしょう。



料金無料/「動く坂道」スロープコンベアは大人(中学生以上)250円、小人150円
公式サイトhttp://www.iimoriyama.jp/iimori.html



まとめ




いかがだったでしょうか。



会津若松には、鶴ヶ城(若松城)を中心として、ここに挙げたもの以外にも観光名所がたくさんあります。



一人旅のフットワークの軽さを利用して、時間の許す限り思う存分回ってみてはいかがでしょうか。



sponsored link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ